ある朝、窓をあけて「はるの におい!」と叫んだぐりとぐら。部屋のなかは、冬の間にたまったほこりでいっぱい。だから「きょうの しごとは、おおそうじ」。でも掃除道具はぼろぼろで使えないものばかり。「こまった、どうするか?」「ぼろきれで つくれば いい」。
穴のあいたセーターや破れたズボンをたっぷり着こんで、おなかとせなかですべる「ぞうきん」になった、ぐり。シャツやタオルを束ねて足にくくりつけて「ほうき・はたき」になった、ぐら。「ぼくらが このよで/すきなのは/おそうじすること/みがくこと」。面倒くさいはずの大そうじもたちまちお楽しみに変えるふたりを見れば、この次のおそうじからは子どもたちもはりきってお手伝いしてくれるかもしれない。
ふたりを「おばけ」と間違えたうさぎのギックたちとおやつ――ぐりとぐら特製のにんじんクッキー ――を食べるシーンで、すっかり春仕様に模様替えされたふたりの部屋が見られるのも楽しい。「ぐりとぐら」シリーズ、第6弾。(門倉紫麻) --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
出版社 / 著者からの内容紹介
雪に閉ざされた長い冬が終わった春の朝、ぐりとぐらが、窓を大きく開けて朝ごはんを食べていると、なんと家中ほこりだらけ! 「今日の仕事は、大掃除」と2ひきは張り切りますが、ほうきもはたきも雑巾も、すり切れて使いものになりません。でも、ぐりとぐらはいいことを思いつきました。自分たちが雑巾やほうきやはたきになるのです。 ぼろ布を体中に巻きつけたぐりとぐらは、床をおなかやおしりですべったり、足に靴下やタオルをくくりつけて、歩き回ったりして、ダイナミックに大掃除。それを窓からのぞいたうさぎのギックは、「おばけだ!」と、野原にかけていって……。 中川李枝子さんの童話集『おひさまはらっぱ』の中の一話「ぐりとぐらの大そうじ」を、福音館書店
創立50周年を記念して絵本化。世界中の子どもたちに愛されている「ぐりとぐら」のシリーズに、またとびきり楽しい仲間が加わりました。
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
ぽかぽかの春がやってきたのに、ぐりとぐらのおうちにはほこりがたくさん。せっかく見つけたほうきやぞうきんも、ふるくて役立ちそうにありません。ところが2ひきは素敵なアイデアを思いついて、おへやをぴかぴかにしていきます。ぐりとぐらの楽しいおおそうじを描いた、大人気シリーズ英語版第8作。
内容(「MARC」データベースより)
春がきました。ぐりとぐらの部屋はほこりだらけ。でも、ほうきや雑巾はぼろぼろで使い物になりません。そこで、2匹は古くなった服などをたくさん着こみ、自分たちがほうきや雑巾になることにします…。福音館書店
刊の英語版。